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『学生の稚気』

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あー早慶戦後の日比谷公園の噴水ね。通りがかりに見たことあるなぁ約10年前。素っ裸の野郎も居たぞ居た居た。

早慶戦始末記(『三田評論』(昭和42(1967)年8・9合併号より抜粋)
「ペリカンあわれ、早慶戦の夜首に死球」。昭和42(1967)年六大学春季野球リーグ戦が義塾の優勝によって幕を閉じた翌日の読売新聞夕刊の見出しである。それは日比谷公園のペリカンの噴水が、心無いイタズラで壊されたことを報じたものだった。新聞には義塾の名前は載っていなかったが、当夜の状況からみて明らかに塾生の仕業に違いないものであった。
義塾では、早速学生部長名で告示を出し、塾生の反省を求めた。
−「嘗ては『学生の稚気』として一笑に付された時代もあったが、現在は『学生』なるが故に厳しく裁断される世情にある。自己の行動に自律の力を働かせようではないか。又右の行動に思い当り反省した者は学生部に名乗り出て頂きたい」−
「私がいたしました」。名乗り出る塾生がいるかどうか半ば諦めていたところ、法学部4年の塾生が申し出た。本人の当夜の行為そのものは厳しく批判されねばならないが、その非を悟って、敢えて名乗り出るのは相当の勇気のいることである。
更に経済学部4年の一塾生からは「私自身いたずらをしたわけではないが、弁償の一部にあててほしい」と、金500円が学生部へ届けられた。6月の小遣いの残りだとのことだった。
「独立自尊」「気品の泉源」が塾生に求められていることは、今も昔も変わりはない。

早慶戦100年:[慶應義塾 -慶應義塾創立150年、未来への先導-]

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