ほどよく混んだ電車で紙の給与明細を全開にして眺めてるお嬢さん(c)みのもんた、の斜め後ろに立ったことがありますが、というか斜め前に立ってる人がおもむろに拡げ始めたので避けようがなかったんですが、言い訳はいい。それよりすごいですね。
もっとも、お嬢さんは社名から本名(おそらく)から全開でしたけど。
以下蛇足。
個人情報について
本展では、お客様の任意で個人情報をご登録していただきます。個人情報には名前、身長、体重、虹彩、指紋などが含まれ、それらは作品のなかで使われます。身長や体重の数値は示されることはなく、個人情報によって評価や優劣をつけるためのものではありません。 なお、いただいた個人情報は本展覧会での使用を目的としており、他では使用されません。また、本展覧会会期終了後には消去されます。予めご了承の上、ご観覧・ご参加いただけますよう、お願い申しあげます。
企画展 佐藤雅彦ディレクション 「“これも自分と認めざるをえない”展」 via kwout
ピタゴラスイッチでおなじみ佐藤雅彦ディレクションの、画像認識や音声合成(多分これ)その他を駆使したインタラクティヴ系メディアアートな展覧会。
先日行ったときにふざけて名前を「zig5z7」で登録してみたんですが、これ、実名よりハンドルの方が恥ずかしいです。
お越しの際は実名フルネームでの登録を強くお薦めします。
多分、自分のことを一番気にするのは、自分です。
展示に「参加」してる人を後ろから他人の立場で見てみて思いましたが、人は、それほど、オレのことなんか、と言うよりはオレが具体的にピンポイントでドコのドナタかというベクトルでは気にしません。
なお、上の引用に付け加えますと、個人情報の登録があくまで任意なのはもちろんですが、上の引用のうち指紋以外の個人情報は登録しなくても展示には「参加」でき、登録しない場合は「あなた」という名前のデータにどんどん一時保存されてどんどん消去されてるような感じです。
身長と体重はフル着衣・荷物込みでの実測(頭を盛大に山盛りにしてる方はご注意ください。自動計測なので、容赦なく潰されると思います)。
指紋についても、登録した本人が望めばその画像データを「回収して抹消、少なくとも一般には非表示」できるような感じです(数分間、画像として公開はされます)。
詳細は会場で各自ご確認ください。引いちゃったらミッドタウンで茶ぁシバいて帰ってくればいいじゃない。